体験型農業テーマパーク「らぽっぽ なめがたファーマーズヴィレッジ」って、何が体験できるの!?
都会の喧騒を離れ、自然と触れ合いながら親子で楽しめる場所。それが、体験型農業テーマパークです。行方市にある「らぽっぽ なめがたファーマーズヴィレッジ」は、日本でも有数の体験型農業テーマパークとして、子供から大人まで大人気の施設です。今回は、らぽっぽ なめがたファーマーズヴィレッジに潜入取材!運営会社である株式会社なめがたしろはとファーム らぽっぽなめがたファーマーズヴィレッジ副支配人の金田さんにご案内いただき、施設の魅力についてたくさんご紹介いただきました。
日本一の体験型農業テーマパーク
らぽっぽ なめがたファーマーズヴィレッジは、廃校になった小学校の建物、敷地を活用している点が大きな特徴です。焼き菓子や干し芋をはじめとしたおいもスイーツを製造する工場を併設しており、生産工場としての顔も併せ持っています。建物内の「Shop&Museumエリア」と屋外の「ファームグランピング&キッズエリア」から構成されており、それぞれ代表的なものだけでも以下のような内容を楽しむことができます。
Shop&Museumエリア
・やきいもファクトリーミュージアム
・レストラン
・お土産、スイーツコーナー
ファームグランピング&キッズエリア
・グランピング
・フルーツファーム
・田んぼアート
らぽっぽ なめがたファーマーズヴィレッジ公式サイトより
廃校が「やきいもの聖地」に!?
はじめに足を踏み入れたのは、「やきいもファクトリーミュージアム」です。
こちらはやきいもについて学べるミュージアムや体験型の工場見学ができる施設。入館料は大人900円、子ども700円、3歳以下のお子様は無料となっています。
入口で受け取るのは、やきいもファクトリーミュージアムの生徒手帳。宿題を解きながら館内を進み、合格を目指します。
まずはやきいもの妖精、「焼き右衛門」の案内で、焼き芋について映像で学びます。
フロア内は小学校の面影そのまま。教室の中には、何やら人影が…?
日本のさつまいも文化にゆかりのある人達を紹介する、「やきいも学級会」です。
続いての展示室には、子ども心をくすぐる仕掛けがたくさん。
焼きいもと言えば、おなら!?お尻を叩くとおならの音でパーカッションができちゃいます。
展示室の奥にあるのは、やきいも科学研究所。日々さつまいもについて様々な研究が行われているそうです。
続いてはさつまいもを保管する「キュアリング倉庫」を体験。保管技術や貯蔵・熟成のこだわりについて学べます。
この先は、工場見学コーナー。長さ19mにも及ぶやきいも専用の長いトンネルオーブンは圧巻ですよ。
工場見学の後は、おいもスイーツの手作り体験も。
途中に通った中庭のレンガにもおいものデザインが。レンガにはさつまいものパウダーも入っているというから驚きです。
見学や体験を終えたら、1階のショップ&飲食コーナーへ。地元行方市産の野菜や多様なお土産、おいもジェラートやスイーツを楽しめるショップが並びます。様々な商品に、思わず目移りしてしまいます。
金田さんに、今おすすめのお土産品を教えてもらいました。「最近は芋けんぴがじわじわと人気を集めています。様々なフレーバーがあるので、自分好みの味を探してみる楽しみもあるのではないでしょうか」
他にも目を引いたのは、大学いもを詰め放題で購入できるコーナーです。たくさんのお客様が1つでも多く詰めようと賑わい、笑顔があふれる空間となっていました。
「サクラカフェ」では、できたてのジェラートが名物なんだとか。
畑にグランピングに田んぼアートまで!広大な屋外エリア
次に屋外へ飛び出して、各エリアをご案内いただきます。「屋外のファームグランピング&キッズエリアは、さつまいも畑や果樹園、グランピングエリアや田んぼアートなどたくさんの見どころがあります。最近では『100エーカーの森プロジェクト』と題した、四季の花々やよりどりみどりの果樹園が楽しめる、物語のある森をつくる取り組みも進めているんです」
100エーカーの森になるあたり一帯は、以前冷蔵庫やバイクなどが不法投棄されていた雑木林だったそうです。その状態から綺麗に整備して、社員一人ひとりが紫陽花を植え、今では紫陽花の森と呼ぶほどの美しい森になったのだとか。
グランピングはテントエリアとコンテナエリアに分かれており、グランピングがブームになる前から自然の中でゆったりとバーベキューができるサービスを提供していたそうです。
「ファームエリアで収穫した野菜は、屋内の売店でも販売しています。目の前で栽培している採れたての野菜をお客様に届けたいという想いから、さつまいものみならず様々な野菜を育てているんです。」
屋外エリアでは、冬は苺や冬野菜、春はたけのこ、夏はトマトやとうもろこし、秋はさつまいもやお米など季節に合わせた収穫体験プログラムを提供しています。いつ訪れても何らかの楽しみがあるのはとても魅力的ですね。
テーマパークは、未来への投資
らぽっぽ なめがたファーマーズヴィレッジは、今回ご紹介したもの以外にもたくさんのスポットや催しがあり、家族皆で楽しめる施設です。東京駅からバス1本で来られるのも嬉しいポイントですね。金田さんは、らぽっぽ なめがたファーマーズヴィレッジを「グループの中でもショールームのような位置づけで、未来のための投資」だと話します。行方のさつまいもを五感で感じて楽しく学べるテーマパークにぜひ足を運んでみてください。
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